過払い金返還の体験者 - サラ金のキャッシングで債務が膨らむ | 東京債務整理サーチ

過払い金、そして弁護士との出会い

（神奈川県在住　35歳　男性　杉田さん）

初めは軽い気持ちで手を出した借金も気がつけば総額210万円まで膨らんでいました。毎月の返済は65,000円。とてもじゃないけど生活を大きく圧迫していました。返済と借入を繰り返すうちに7年の月日が過ぎていて毎月末の返済日は悪夢のようでした。

本来であれば5年で終わる借金も、ちょこちょことサラ金のATMからキャッシングしていたので残高がなかなか減りません。原因は全て自分…、そう思っていたのですが、友人の紹介で弁護士に会う機会があり思い切って相談してみたんです。

－ なんで私の借金は減らないのでしょうか？ －

すると弁護士は、「利息に問題があるのでは？」と、後日事務所に来るよう言い残してその場を去っていきました。翌日、頂いた名刺の住所をたどり事務所を訪ねると、返済期間と利息を聞かれました。

《借入先別　借金の内訳》

借入件先	利息	取引期間	借入金	債務残高
A社	29.2％	7年1ヶ月	30万円	9万円
B社	29.2％	6年6ヶ月	40万円	17万円
C社	29.2％	5年11ヶ月	40万円	21万円
D社	29.2％	5年7ヶ月	50万円	23万円
E社	29.2％	5年2ヶ月	50万円	25万円
合計			210万円	95万円

私が5社分の利息と返済期間を教えると、何やら計算を始めた弁護士さん。しばらくして計算を終え、メモ書きを見せてくれました。そこには「過払い金の合計144万円」と大きく書かれた文字が。

－ この数字、何ですか？ －

－ それは過払い金と言って過去に払いすぎた利息分ですよ －

とのこと。続けて弁護士は、

－ 正式に依頼して頂ければもっと正確な金額を計算して、過払い金を取り戻すことができたら借金を無くせる可能性があるかもしれません －

とのこと。突然の説明に私は驚きましたが、その後、面談を受け過払い金の請求についてや費用に関する詳しい説明を聞き、正式に依頼しました。

7年間でも完済できなかった借金が過払い金でゼロに！

後日、弁護士から「正確な過払い金が計算できたので事務所に来て欲しい」と連絡が入りました。仕事が終わると真っ先に向かいました。弁護士が提示した過払い金の請求額を見てさらに驚きました。

《過払い金の内訳》

借入件先	利息	法定利息	債務残高	過払い金（利息込み）
A社	29.2％	→ 18％	9万円	279,566円
B社	29.2％		17万円	345,456円
C社	29.2％		21万円	297,209円
D社	29.2％		23万円	338,104円
E社	29.2％		25万円	299,174円
過払い金の合計			95万円	1,559,509円
差し引き後の借金			0円	609,509円

過払い金の請求を弁護士に正式依頼してから43日後、「過払い金の和解について説明したいから」と弁護士から連絡が入り、私は慌てて事務所を訪ねました。結果は、5件の消費者金融が和解に応じて過払い金を返金するとの内容でした。

そして和解契約書にサインしてから約1ヶ月が過ぎた頃、95万円あった借金はゼロになり、60万円以上の過払い金が私の口座に戻ってきました。そこから弁護士費用を払っても45万円以上の過払い金が手元に残りました。

7年かけても完済できなかった借金が弁護士に過払い金の請求をお願いしたことで帳消しになった…。この時ばかりは声を大きくしてお礼を言いました。

あの時弁護士に会っていなければ…、過払い金の請求をしていなければ…、今でも返済を続けていると思うと背筋が寒くなります。本当にありがとう。弁護士の方には感謝の気持ちでいっぱいです。