任意整理の問題を特集 - 債権者と私的に借金減額の交渉をする方法 | 東京債務整理サーチ

任意整理とは、裁判所を通さずに、債務者と債権者が直接、和解交渉を行うことです。これにより、債務者は借金の負担が軽減され経済的な再生を図ることができるとされます。しかし、個人で、この任意整理をおこない債権者と交渉しようとしても都合良く進まないケースが多いと言われ、弁護士、司法書士に依頼するのが良いでしょう。

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任意整理の手続きの流れを大まかに説明すると、１．弁護士、司法書士に相談、２．受任通知の送付、取引履歴の開示請求、３．利息制限法の利率に従って引直し計算、４．債権者と和解契約の締結、となります。専門家が受任通知を送る事で、債権者は債務者に返済催促ができなくなります。

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任意整理にかかる費用は、対応する専門家によって異なります。また、サービス内容も同じく異なります。通常、弁護士などに支払う報酬は、減額された債務額の３０％程とされています。着手金には、債権者１件につき、３万円から５万円が相場です。支払い方法は依頼時に確認しましょう。

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任意整理を行うメリットは、１．債権者と柔軟に交渉できる、２．過払い金返還が可能、３．車や自宅などの財産を手放さなくて良い、ことが挙げられます。デメリットは、１．過払い金請求に応じない債権者がいた際に手続きが難航、２．依頼する弁護士、司法書士の力量次第、３．ブラックリストに登録される、等です。

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任意整理後は、いわゆる「ブラックリスト」に名前が載り、個人の信用情報に傷がついているため借入はできない。しかし、一定期間を経れば、傷のついた信用情報は削除されるため、その後新たにローンを組んだり、借入をすることは可能です。悪質貸金業者、闇金はブラックでも貸してくれますが、利用するのは危険です。

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任意整理の業務は、司法書士も弁護士もおこなう事は同じです。しかし、訴訟においては司法書士の場合は１４０万円以内の事案にしか対応できません。借金整理したい債権者に１４０万円以上の多額の債務がある場合は、弁護士に依頼する方がよいでしょう。ただ、一般的に司法書士の方が費用面では安い事務所が多い傾向にあります。

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任意整理を弁護士に依頼する際には、その法律事務所がどのような専門性を持っているか事前に調べておく必要があります。弁護士でも借金問題を扱わない事務所もありますし、債務整理が得意でも、闇金などの対応はおこなわない弁護士もあるからです。自分の状況に合った債務整理に長けた弁護士を選びましょう。

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Ａさんの現在の借入金は１５０万円、女性への高額なプレゼントや高級ブランドの洋服や服飾品を購入したことが原因でした。Ａさんは弁護士に任意整理を依頼し、和解交渉の結果、借入先のサラ金６社がすべて和解に合意し借入金は３分の１にまで減りました。Ａさんは現在、人生のやり直しに励んでいます。

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Ｎさんは、友人の連帯保証人になったことで多額の借金を背負い、弁護士に債務整理を依頼しました。借金の総額は２社より２２０万円ということでしたが、弁護士が債権者と交渉した結果、総額で１６０万円ほど減額する事ができました。こうして月々無理のない範囲で返済する事ができるようになり間もなく完済予定です。

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