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債務整理に関する用語集

代位弁済(だいいべんさい)

代位弁済とは、本来払うべき債務者が支払いできなくなった場合に第三者が代わりに支払いをし、後に債務者へ代わりに支払った分を請求することを言います。
代位弁済がされた場合、住宅ローンであればすぐに住宅を手放さなければならないのでは、会社であればもう事業を続けられないのでは思うかもしれません。
確かに、延滞を繰り返し代位弁済をされた場合、通常は債務の全額一括返済を求められますが、住宅の場合は、物件を売却して弁済にあてなければなりませんので、代位弁済の請求がきた段階で、まずは保証会社と交渉をしてみましょう。
代位弁済をした場合に一括返済をしなければならないという法律があるわけではありませんので、交渉次第では住宅を売却せずに済んだり会社を継続できる場合があるのです。
代位弁済をすることによって、返済額を減らすことも可能な場合もあります。
今まで自転車操業で資金繰りを行っていた場合、代位弁済で一度リセットし正常な経済状態にできる場合があるのです。
代位弁済には大きくわけて2種類あり、まずは、法定代位というのがあります。
法定代位とは保証会社などが債務者に代わって弁済をした場合、住宅の抵当権などが移行します。
もう一つは、任意代位です。任意代位とは、本来取引とは関係のない第三者が債権者の許諾を得て弁済することを言います。
この際、債権者は債務者に代位についての通知を行うか債務者から許諾を得なければ、弁済は成立しません。

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