主催者だけがボロ儲けの世界!それでも宝くじを買い続けますか?
宝くじは当たるのか?その驚愕の当選確率
宝くじの当たる確率は、有名なジャンボくじで約10,000,000分の1(1000万分の1)です。
それでも当たると思って買うか、馬鹿馬鹿しくなって買うのを止めるかは、アナタ次第…。
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ジャンボくじは「年末ジャンボ」や「サマージャンボ」、あるいは「グリーンジャンボ」など定期的に行われています。
その度に「1等が増えました!」などと、さも当たる確率が高くなったような宣伝をしていますが、宝くじは種類によって当選確率が定められています。
つまり1等の本数が増えたということは、全体の発売枚数が増えたということで、実は当選確率そのものは全然変わっていないのです。
ちなみに1000万分の1というのは、飛行機事故にあって死ぬ確率や、雷に打たれて死ぬ確率とほぼ同じだと言われています。
「夢を買っている」が合言葉の宝くじ。夢を売っている主催者はボロ儲け
毎回コツコツと宝くじを買っている人の決まり文句は「夢を買っているから」です。
確かに本気で宝くじを当てにいっている人は割合少ないでしょう。
しかし中島みゆきの歌ではありませんが、当たるはずはないと言いながら、1等の出た店で宝くじを買うわけです。
買う本人が納得しているのですから、別に構わないですが、宝くじというの公営ギャンブルは、競馬や競輪などに比べて、還元率が極端に低いのはあまり知られていません。
還元率というのはテラ銭…イヤ、売上金のうちの何パーセントを賞金として還元しているかという割合です。
競馬・競艇・競輪・オートレースは、それぞれ75%くらいに定めてられています。
それに比べ、宝くじの還元率はなんと“45%”に過ぎません。
つまり売上金の半分以上が胴元…イヤ、主催者の取り分になっているわけです。
ここまで還元率の低いギャンブルは日本国内だけでなく、世界的にも極めて珍しいものです。
しかも宝くじの収益金は一般的には、自治体の公共設備の整備や建設に使われているとされています。
しかし、何にいくら使われているのか、その明細まで公表している自治体は滅多になく、収益金がどこの消えていっているかは謎なのです。
競馬やパチンコの方がよほど儲かる。それでも宝くじを買い続ける理由とは?
そんなわけで、宝くじは当選率が低い上に還元率も最低という、やる側にとって極めて分の悪いギャンブルだと言えるでしょう。
事実競馬は予想ソフトによって投資と言えるほど勝てる可能性が高くなりました。
またパチンコは公営ギャンブルではありませんし、建前は換金できないことになっていますが、警察庁が存じ上げない方法で、プロとは言えないまでも月々の小遣いくらいは稼ぎ出している人は結構います。
それでも宝くじを買い続ける人は、絶滅しないでしょう。
なぜなら宝くじを買う人が言う、もうひとつの名言があるからです。
それは、「宝くじは、買わなきゃ当たらない」というモノです。
宝くじは少なくともパチンコ屋に入り浸らなくても、売り場で買うだけの時間があれば、くじを手に入れられます。
収益金が何に使われようが、当たったときに当せん金が手に入れば問題はありません。
そして当選確率がいかに低くても、毎回当たる人は居るのです。
結論として宝くじは買うかどうかは、結局アナタ次第ということでしょう。